ふるさと納税 限度額シミュレーター
寄附の前に「いくらまで得か」を30秒で確認。共働き・扶養あり・iDeCo加入でも対応
年収と家族構成から、ふるさと納税の限度額(自己負担2,000円で済む控除上限額)を2026年の控除で概算。所得税・住民税の内訳と年収別の早見表付き。
今年の年収見込みを入れてください。結果は目安なので、1〜2割の余裕を見て寄附するのが安全です。
ご利用にあたってこのシミュレーターは、給与収入のみの会社員を前提に、令和7年分以降の給与所得控除・基礎控除・税率を当てはめた概算です。社会保険料は年収から概算し、住宅ローン控除・医療費控除・副業所得・退職所得・株式の譲渡所得などは反映していません(「詳しく入力する」で所得控除の額だけ加味できます)。自治体や勤務先の計算と差が出ることがあります。実際の寄附額は上限額の1〜2割下を目安にし、正確な金額はお住まいの自治体や税理士にご確認ください。
ふるさと納税 限度額シミュレーターの豆知識・コツ
- 上限額は「今年(1〜12月)の所得」で決まります。去年の源泉徴収票ではなく、今年の年収見込みで計算してください
- 上限額ぎりぎりまで寄附すると、残業の減少やボーナスの減額で超えてしまうことがあります。1〜2割の余裕を見るのが安全です
- 住宅ローン控除の1年目や医療費控除を確定申告する年は、ワンストップ特例が使えず、上限額も変わるので「詳しく入力する」で控除額を入れてください
- 寄附の受領日が12月31日までのものが今年分です。年末は自治体の処理が混み合うので余裕を持って
- 2025年10月から、ポータルサイトのポイント付与を伴う寄附募集は禁止されました。返礼品と自治体で選ぶ時代に戻っています
ふるさと納税 限度額シミュレーターの使い方
年収を入力
今年の給与収入(額面)を万円単位で入力します。プリセットのボタンでも選べます。
家族構成を選ぶ
配偶者控除の対象になる配偶者がいるか、16歳以上の扶養家族が何人いるかを選びます。
必要なら詳しく入力
源泉徴収票の社会保険料や、iDeCo・生命保険料控除などの所得控除があれば入力すると精度が上がります。
上限額を確認
自己負担2,000円で済む寄附の上限額と、所得税・住民税の控除の内訳が表示されます。1〜2割の余裕を見て寄附額を決めてください。
ふるさと納税の限度額(控除上限額)の計算方法
ふるさと納税の限度額(控除上限額)、つまり自己負担が2,000円で済む寄附額の上限は、主に住民税の所得割額で決まります。寄附額から2,000円を引いた金額が、所得税の控除、住民税の基本分、住民税の特例分の3つに分かれて戻ってくる仕組みで、このうち特例分には「住民税所得割額の20%まで」という上限があります。この上限に達する寄附額が、いわゆる控除上限額です。
計算式は「住民税所得割額 × 20% ÷(90% − 所得税率 × 1.021)+ 2,000円」です。所得税率は課税所得に応じた限界税率(5〜45%)で、1.021は復興特別所得税分です。所得税率が高い人ほど分母が小さくなり、同じ住民税額でも上限額は大きくなります。
このツールでは、年収から給与所得控除と社会保険料を引き、基礎控除・配偶者控除・扶養控除を差し引いて課税所得を出し、住民税の調整控除まで反映して所得割額を概算しています。源泉徴収票の社会保険料や、iDeCoなどの所得控除を入力すると精度が上がります。
ふるさと納税 限度額の早見表【2026年版・年収別】
給与収入のみの会社員(35歳)について、年収と家族構成ごとの上限額の目安をまとめました。配偶者は配偶者控除の対象(年収約150万円以下)、子どもは扶養控除の対象になる16歳以上を想定しています。中学生以下の子どもは控除に影響しないので、人数に入れません。
| 年収 | 独身・共働き | 配偶者扶養 | 配偶者+子1人(高校生) | 配偶者+子1人(大学生) | 独身+子1人(高校生) | 独身+子1人(大学生) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 28,000円 | 20,000円 | 11,000円 | 7,000円 | 20,000円 | 15,000円 |
| 350万円 | 34,000円 | 26,000円 | 18,000円 | 13,000円 | 26,000円 | 22,000円 |
| 400万円 | 42,000円 | 34,000円 | 25,000円 | 21,000円 | 34,000円 | 29,000円 |
| 450万円 | 50,000円 | 41,000円 | 33,000円 | 29,000円 | 41,000円 | 37,000円 |
| 500万円 | 61,000円 | 50,000円 | 41,000円 | 36,000円 | 50,000円 | 45,000円 |
| 550万円 | 69,000円 | 61,000円 | 49,000円 | 44,000円 | 61,000円 | 54,000円 |
| 600万円 | 77,000円 | 69,000円 | 61,000円 | 54,000円 | 69,000円 | 66,000円 |
| 650万円 | 85,000円 | 77,000円 | 69,000円 | 66,000円 | 77,000円 | 74,000円 |
| 700万円 | 108,000円 | 86,000円 | 78,000円 | 75,000円 | 86,000円 | 83,000円 |
| 750万円 | 119,000円 | 110,000円 | 87,000円 | 84,000円 | 110,000円 | 93,000円 |
| 800万円 | 130,000円 | 121,000円 | 111,000円 | 94,000円 | 121,000円 | 117,000円 |
| 900万円 | 156,000円 | 147,000円 | 137,000円 | 134,000円 | 147,000円 | 143,000円 |
| 1000万円 | 183,000円 | 174,000円 | 164,000円 | 161,000円 | 174,000円 | 170,000円 |
| 1200万円 | 248,000円 | 238,000円 | 228,000円 | 225,000円 | 238,000円 | 235,000円 |
| 1500万円 | 394,000円 | 382,000円 | 370,000円 | 366,000円 | 382,000円 | 378,000円 |
| 2000万円 | 561,000円 | 550,000円 | 538,000円 | 534,000円 | 550,000円 | 545,000円 |
ふるさと納税はいくらまでお得?自己負担2,000円の仕組み
上限額の範囲内であれば、寄附した金額から2,000円を引いた全額が、所得税の還付と翌年度の住民税の減額で戻ってきます。たとえば上限額が6万円の人が6万円寄附すると、5万8,000円分の税金が減り、実質2,000円の負担で返礼品を受け取れます。
上限を超えた分は控除されず、純粋な寄附になります。超えた金額がそのまま自己負担になるので、「上限ぎりぎり」より「少し下」で止めるのが現実的です。年末に上限額を再計算して、残りの枠だけ追加で寄附する方法もよく使われます。
なお、控除されるのは税金であって、現金が増えるわけではありません。所得税分は確定申告後に還付され、住民税分は翌年6月からの住民税が12か月にわたって減る形で戻ります。
ワンストップ特例と確定申告の違い
ワンストップ特例は、確定申告をしなくても控除が受けられる制度です。寄附先が5自治体以内で、もともと確定申告の必要がない給与所得者が対象で、寄附のたびに申請書(またはマイナンバーカードを使ったオンライン申請)を翌年1月10日までに自治体へ提出します。この場合、所得税分も含めて全額が翌年度の住民税から減額されます。
6自治体以上に寄附した場合や、医療費控除・住宅ローン控除の1年目などで確定申告をする場合は、ワンストップ特例は無効になり、確定申告で寄附金控除を申告します。確定申告をすると、ワンストップで出していた申請もすべて無効になるので、寄附証明書をまとめて申告してください。
- ワンストップ特例:5自治体以内、確定申告不要の人、翌年1月10日必着
- 確定申告:6自治体以上、または医療費控除・住宅ローン控除1年目などで申告する人、翌年3月15日まで
- どちらも控除される合計額は同じ。戻り方(所得税の還付か住民税の減額か)が違うだけ
上限額が変わるケース(住宅ローン控除・医療費控除・副業)
住宅ローン控除は所得税から直接引かれる税額控除で、引ききれない分は住民税からも控除されます。ふるさと納税と併用はできますが、確定申告で両方を使うと住宅ローン控除で住民税が減る分、ふるさと納税の控除枠が実質的に小さくなることがあります。ワンストップ特例を使えば住民税側で処理されるため影響を受けにくくなります。
医療費控除やiDeCoの掛金、生命保険料控除などの所得控除は課税所得を減らすので、上限額は小さくなります。副業の所得や不動産所得、株式の譲渡益がある場合は逆に上限額が増えますが、このツールは給与収入だけで計算しているため、別途加味してください。
年の途中で転職・退職した場合は、その年の合計収入で計算します。育休や休職で収入が減った年は上限額も大きく下がるので、前年と同じ感覚で寄附しないよう注意が必要です。
参考にした情報
- 総務省「ふるさと納税ポータルサイト」(控除額の計算、全額控除されるふるさと納税額の目安)
- 国税庁「No.1155 ふるさと納税(寄附金控除)」
- 総務省「ふるさと納税の指定基準の見直し(ポイント等の付与の禁止)」2025年10月施行
ふるさと納税 限度額シミュレーターのよくある質問
上限額は去年の年収と今年の年収、どちらで計算しますか?
今年(寄附する年の1〜12月)の所得で決まります。源泉徴収票は前年のものなので、今年の年収見込みを入力してください。
中学生以下の子どもは家族構成に入れますか?
入れません。扶養控除の対象は16歳以上なので、15歳以下の子どもは上限額に影響しません。
共働きの場合はどうなりますか?
夫婦それぞれが自分の年収で上限額を計算します。配偶者の年収が約150万円を超える場合は「配偶者控除の対象」のチェックを外してください。
上限額を超えて寄附したらどうなりますか?
超えた分は控除されず、自己負担になります。返礼品は受け取れますが、税金は戻りません。
ワンストップ特例は何件まで使えますか?
寄附先の自治体が5つ以内なら使えます。同じ自治体に複数回寄附しても1自治体と数えますが、申請書は寄附ごとに必要です。
控除はいつ戻ってきますか?
ワンストップ特例なら翌年6月からの住民税が減額されます。確定申告の場合は、所得税分が申告後1〜2か月で還付され、住民税分は翌年6月から減額されます。
2025年10月のポイント禁止で何が変わりましたか?
寄附サイトが独自ポイントを付けて寄附を募ることが禁止されました。控除の仕組みや上限額の計算は変わっていません。
入力した年収は保存されますか?
保存も送信もされません。計算はブラウザ内で行い、ページを閉じると消えます。